~フランス旅行 ④~

朝食


このホテルは朝食内容が豊富でした。


でも、フランスでは生野菜を食べる習慣がないとのことで
フレッシュな野菜がほとんどなく、
あるといえば、なぜかソテーした
トマトでした




  






ホテルを出発






今日の観光は、3つのお城めぐり。

1つ目は

アンボワーズ城


王家の居城、アンボワーズ城

ロワール河を見下ろす小高い丘の上にあった中世期に作られたアンボワーズ要塞は、
15~16世紀にシャルル8世、フランソワ1世らにより美しい城に改装され最盛期を迎え、
イタリア遠征でイタリア芸術に魅せられたシャルル8世は戦利品とともに有名な建築家、
彫刻家、造園家をアンボワーズ城に連れて帰り、増改築中の城にイタリアの風を吹き込んだといわれている。

1516年にはフランソワ1世が、高齢の
レオナルド・ダ・ヴィンチを城に呼び寄せ、
この地で亡くなったダ・ヴィンチの墓は、今日、城の礼拝堂に置かれている。

アンボワーズ城にはゴシック期の家具調度品、
そして洗練さを物語るフランス初期ルネッサンス様式の建築が残っています。







アンボワーズ城が見渡せる対岸には、
ダビンチ様が・・。



なかなかの筋肉隆々です。



  




2つめのお城は。

世界遺産 シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷にある

シュノンソー城

入口から並木道を歩いていくと。。。





















城はロアール川の支流、シェール川に跨って作られるという珍しい形態



歴代の「城主」がずっと女性だっというシュノンソー城。
「城」というにはあまりに「館的」な感じのお城です。
その証拠に、台所がとても充実していました。

  

  

  
  



先日、TV番組
草野仁さんの “世界ふしぎ発見”で、

「フランス・ロワール渓谷 古城に秘められた物語」

と題して、特集されていました。

実は、このお城は、国王より20歳も年上でありながら美貌と知性で王の愛を独占していた愛人と
莫大な持参金を持って異国から来た王妃との確執があった
女性同士の愛憎劇の舞台となった場所なのです。


シュノンソー城を囲む庭園には、国王アンリ2世の愛人であり
2代目城主だったディアーヌが造ったものと
3代目城主になった王妃カトリーヌが造ったものがこのように2つ。

個性の違いが庭園にも現れているようです。


国王アンリ2世の愛人ディアーヌが作った庭園

 


王妃カトリーヌが造った庭園





気が強そうなこの方が、王妃カトリーヌです





2代目城主のディアーヌ・ド・ポワチエ
ディアーヌは国王アンリ2世の愛人で、20歳も年上だった
類まれな美貌と知恵を合わせもつディアーヌは、国王を生涯虜にしたのは、
ディアーヌは歳を取らない美女と呼ばれ、
60代になっても30歳の若さを保ち続けていたからとも言われているそうです。


やっぱり女性にとって、“美” は何にも代えがたい武器なのかもしれませんね。


美貌のヒミツは毎日の日課にあったと言われている4つの秘訣は・・。

1、夏も冬も、日の出前に起床

2、ベッドから出てすぐに全身に冷水を浴びていた

3、朝食は一杯の自家製スープを飲み

4、午前中は森で乗馬を楽しみ、午後は公務に勤しんだ


ちなみに、下の写真のお城から階段があるところから川へ降り、
毎朝川で泳いでいたのだそう。













シュノンソー城を見学した後は、
城内の中にあるレストランで昼食です。





お城の中のレストランだけあって、
どこからかバイオリンの音か何かが聞こえてきそうな雰囲気でした。

  


今日は、
オランジーナではなく、シュエップスに。
旦那様はビール。





前菜は、
お野菜をふんだんに使ったスープ

テーブルでサーブしてくれました。

  


メインは、
チキンのクリーム煮 サフランライス添え





デザートは、
バニラとイチゴのアイスクリーム

ウエイターさんの満面の笑顔♪

こういうシチュエーションに毎回なるのでしょうね。
カメラ目線が様になってます。


 







シュノンソー城を後に、ちょっと寄り道

日本人がやっているワインのお店でワイン各種の試飲。



やっぱ本場は違うわぁ。
美味しい♪

 




次に向かうは、本日最後のお城

シャンボール城

シャンボール城は「ロワール渓谷の城」中最大のお城。
元はフランソワ一世の「狩猟小屋」として作られたお城だそうで、
「絶対君主の祖」ともいえるフランソワー世が建てたお城。

様式は異なるけれど、ルイ14世の
ヴェルサイユ宮殿の魁」もいえるお城なのです。

「まぁ~、ご立派!」





建てたはいいけれど、フランソワ一世は合計7週間しか滞在しなかったそうで、
開放的なイタリア様式が寒冷な当地には合わなかったため生活が難しかったのだそう。

この城はフランソワ一世の「見せびらかす城」であって、
圧倒的な大きさとシンメトリーの美で歴史に名が残ったということです。

その後、1981年ロワール渓谷最初の「ユネスコ世界遺産」となり、
また2012年には姫路城とともに「世界の名城25選」になったそうです。







3つのお城を見学し、今日の観光は終了。

ホテルへ戻ったのが、夕方5時過ぎ。

今日はここからフリータイムです。

でも、こんな時間からフリータイムといわれてもねぇ。。

とりあえず、トゥールの町を散策です。





くしくも、季節はハロウインで、夜の街は仮装をした人々で賑わいを見せていました。

  







  





添乗員さん曰く、フランスの人は、暑かろうが、寒かろうが、
排気ガスを吸いながらでも、
とにかく外で食事をするのが好きなのだそうで、
ビストロやカフェなども、
外席→中のテーブル席→カウンター
同じものを食しても値段が違ってくるのだとか。。

なぜか、
外席が一番高いのだそう。

日本人にはちょっと理解しがたい現象かも。。です。



 


フランスでも、日本のものは気に入られているのですね。

とくに、北斎などの浮世絵は大人気だそうです。

  



日中の暑さと、1日中歩き回って疲れすぎたのと、
洋食続きで夫婦そろって食欲がない。。

ということで、今夜はホテルの部屋で、
近くのスーパーで買った食材で夕食を済ませました。

でも、やっぱり “オランジーナ”と私用のティラミスはちゃっかり購入です♪






そして、朝晩は冷えるのですが、あまりの日中の暑さに辟易。
急きょ、H&Mで薄手のシャツと半袖シャツを購入しました。

さっそく、明日から活用します。





嬉しい驚き!

なんと、太っちょな私が、
Sサイズでもブカブカ!

フランスに住もうかしら。。






今日もよく歩きました。

inserted by FC2 system