~フランス旅行 ⑨~

フリータイム <4>




朝から1日、本当に色んなところを観光してきました。


でも、夫婦ともに今日一番楽しみにしていたイベントは、
実はこのショーを観ること。

もちろんここは旦那様の希望で実現しました。


映画アメリの舞台となった
『カフェ・デ・ドゥ・ムーラン』をあとにし、
今日最後の目的場所
となったのは、


ムーランルージュ





ムーラン・ルージュ は1889年に誕生したフランスのパリ市内、モンマルトルにあるキャバレー。
現在もパリを代表する観光スポットの1つとして人気があり、
フランス語で「赤い風車」という意味で、実際に屋根の上に赤い風車があります。



画家のロートレックがここに通いつめ、
踊り子たちをモデルに数々のポスターを描いたことでも有名。

第一次世界大戦や第二次世界大戦下でも営業を続け、
第二次世界大戦中にパリがドイツ軍の占領下に置かれた際も、多くのドイツ軍将兵でにぎわい、
ここで活躍した著名なミュージシャンとしては、
エルビス・プレスリー、フランク・シナトラなど多数いるそう。







カフェドムーランでお茶をする前に、場所の確認のために訪れた際、
上の写真を撮った時にはまだ誰も並んでいなかったのに、
日がとっぷりくれる頃には、大行列となっていました。



でも私達は、事前に日本から予約を入れておいたので、
行列ができていても余裕をもって入ることができました。




 


ここでも、セキュリティーチェック!





ロビーは観光客やら、地元の人たちで賑わいを見せていました。









最初は、食事をしながら生演奏で歌のステージがあり、
食事が終わったころに、ムーランルージュのショーが始まります。



歌のステージでびっくりしたのは、色んな国籍の人が来ていることを見越して、
誰もが知っている各国の歌を歌ってくれた中に、
日本の曲として選ばれていたのは「涙そうそう」でした。

曲が流れた途端、なんともいえないホームシックのような
懐かしさを感じるような気持ちが沸き上がり、
お隣に座っていたブラジル人のカップルに
「この歌、日本の曲なんですよ」と(←もちろんつたない英語で。。)
思わず教えてしまったほど。。

やっぱりどこにいても、日本人であることを実感し、
しっくりと感じてしまう私達夫婦でした。


ホール内は400名近く収容できるというから驚き。



 






食事は、シャンパンとダロワイヨのコースが出てきました。




順番はもちろん 前菜→メイン→デザートです。




前菜

旦那様:鴨のフォアグラのテリーヌ “モンマルトル風” フルーツのチャツネ
私:海老の“ミスタンゲット風”、スパイス、野菜のタルタルとハーブヴィネガー




メイン

若鶏のソテー、モリーユ茸のクリームソース、フレッシュパスタ添え




デザート

私:3種類のチョコレートのケーキ、真珠のようなサクサクチョコレート
旦那様:ベリーのデザート、フルーツマシュマロとラズベリーソース






キャバレーということなのですが、全然エッチな感じじゃなく、
ほんとにプロのエンターテイメントのショーだということ。
フランスの文化の一端をみるといった印象。
お値段はなかなかのものですが、払ったかいがあるという代物でした。

お客さんの中には小学生の子供もいましたよ。(これにはちょっとびっくり)





顔もスタイルも抜群な男女が繰り出す、歌やダンス、フレンチカンカン、
大道芸を組み合わせたステージは圧巻でした。

  



劇場を出た後しばらくは、頭の中で今見たショーと音楽がぐるぐると鳴り響き、
もし、またフランスに来た際には、是非是非もう1度見てみたいと思うものとなりました。

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